2005-09-13

先週末は、同じ会社の釣りプロ(漁師の息子)に誘われて、あなご釣りに行ってきました。
あなご祭り開催です。
あなごというのは夜行性だそうなので、播磨の夜の海に出ました。

ちなみに釣りは人生２度目という初心者です。
エサをつけるのも一苦労です。
というかですね、、、
なんかうにうにうにうにしてるやつをハサミでプチッと切って針につけるのですよ！
初めて見たときは、くぁｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ；でした。
プロはなんなく針が隠れるようにうまいこと付けるのですが、なかなかプロのようにうまくいきません。
それでもなんとか一人でつけることができるようになりました。
なにか人として成長したような気がします。

第一回チキチキ　あなごを釣ると言いながら、こんなん釣れたで　大会ですが、
・セイゴ・・・スズキの前の前ぐらいのやつですかね。課長に昇進しそうな係長ぐらいでした。
・タイ・・・ちびっ子のタイが釣れました。
・ゴンズイ・・・ちょっとスリムなナマズみたいなやつで、背ビレからトゲが出ており、毒があるそうです。トゲとおヒゲがドラクエにでてくるモンスターみたいです。
・ハオコゼ・・・赤くって、背びれはトゲトゲで、扇子みたいなパタパタしたヒレを持った、メカみたいな魚です。こいつの毒は刺されるとかなり痛いらしいです。ネタのために刺される気にはなりませんでした。
・カニ・・・ちびっ子のカニです。カニを見るとなぜかテンション上がって１対１の真剣勝負をしてしまいます。
・ヒトデ・・・スターフィッシュって言うとなにやらロマンチックゥ〜ですが、見た目グロいですよね。小さい頃須磨の水族館のおさわりコーナーで触らされて泣いた記憶があります。
・貝殻・・・なんで釣れんのよ。

特にゴンズイは異様に釣れまして、あなご祭りというかゴンズイ祭りの様相を呈していました。
結局毒持ちやらちびっ子やら激戦を繰り広げたカニなどには海へ帰っていただき、あなご３匹とセイゴ１匹とを持って帰りました。
あと名前の知らないちびっ子１匹がいつのまにか混ざってました。
あなごなんてさばけるのだろうか、と心配していたのですが、プロがウチに来て手伝ってくれました。
一人でやってたら、徹夜で血に塗れた殺人事件現場状のものを作成することになっていたかもしれません。

釣りというのは、日常を離れて、海の広さに触れ、水の音に和みながら、止まったような時間を過ごせるというのが良いなぁと思っておりました。
しかし今回、釣ったものをさばいて食べるということが、たいへんわくわく動物ランドだということを知りました。
突然わくわく動物ランドってなんだよ、関口宏の笑顔の裏が気になるよ、などと言われる向きもありましょうが、わくわくと書いたら手が勝手に動物ランドと書いてしまうのは仕方のないことだと思いませんか？

思いませんね。
ともかく、子供の頃のようにドキドキワクワクしたということが言いたかったのです。
ちなみにぼくは「わくわく動物ランド」よりも、夕方の気だるい時間に「野生の王国」を見るのが好きでした。
遊びつかれて家に帰ってくると、ダイニングキッチンのキッチンの部分にだけ電気を点けて母親が夕飯の支度をしています。
太陽は傾きを増して薄暗くなっていく中で、敢えて電気を点けずに、淡々としたナレーションで野生のシビアな世界が語られるのを見ているという記憶が鮮明に残っています。

ちなみに生ゴミはビニール袋に２重に密封したにもかかわらず、生ゴミ箱の中は現在たいへんな異臭騒ぎです。
ぜんぜんわくわくしません。
天下一武道会にでてきたクサいやつぐらいの臭いです。
鼻のないクリリンにしか勝てません。
水曜のゴミの日まで封印です。

そして日曜はあなごとちっちゃい魚をてんぷらにして、独りてんぷら祭りを開催しました。

とてもやわらかくておいしかったです！サイコー！

そして、独りでてんぷらというと大抵そうなるのですが、てんぷらといえば茄子もいるよな、ししとうははずせないよな、しいたけも食べたい、にんじんの掻き揚げ(ウチだけ？)もいるよな、などとアレもコレもしているうちにえらい量になって食べすぎたのでした。

今日はめずらしく日記っぽいことを書いております。
しかも二日前のことを。
そうです。
この文章は二日前に書いたものなのでした。
ボツにしてたのですが、今日は非常に体調が悪く、書く気が起きませんので持ってきました。
眠剤飲んで寝るべ。

emkenの日記

supersilent / 6

めずらしく日記っぽいこと