2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

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報せを受けてすぐに病院へ向かったのですが、結局駅からタクシーで向かう間に、先に向かっていた母からの電話で悲報を聞くことになりました。 話を聞いてみると、建物の3階から転落したというのです。 100m程離れたところから目撃した人がいたそうで、…

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そんな折、弟が自衛隊に入る、と言ったとき、ぼくは反対する気持ちと、反面、弟の気持ちが痛いほどよくわかりました。 将来の決まらない、見えない未来に対する不安というものは、何ものよりも辛いことです。 悩みもがいた末、彼の傷ついた精神力に残された…

火葬場からでた空は、黄色い夕焼けで、雲の切れ間から光が後光みたいに射していて、弟が煙とともに、よいところに上っていっているのを思わずにはいられませんでした。

もうすぐ弟とお別れしなければなりません。 お棺に入れてやるものを選ぶのがつらすぎて叫びだしたくなります。 ぼくが一緒にいってやるのが彼は一番喜ぶでしょうが。 弟はぼくをとても慕っていましたから。 あいつはぼくが手をひいてやらないと。

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まるで正反対だったぼくらですが、おもしろいと思える笑いのツボや、許せないと思う倫理観など、コアの部分では同じだったように思います。 それは社会に適応するのが下手だということにも言えました。 就職難の時代、ぼくも弟も、なかなか自分をアピールす…

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ぼくには3歳下の弟がいました。 学年では3歳下でしたが、ぼくが3月生まれ、弟は4月生まれでしたので、実質2歳の差です。 全然似ていない兄弟で、兄弟だと言うといつも驚かれていました。 身長こそほぼ同じでしたが、ぼくは薄い顔、弟は濃い顔、ぼくはヒ…

アウトかセーフかっていうとスリーアウトチェンジぐらい

ヴァンパイアが好きです。 ヴァンパイアというのは何なのかといいますと、吸血鬼のことです。 ドラキュラ伯爵やカーミラが有名です。 ブラム・ストーカーのドラキュラは勿論のこと、ポーの一族(マンガ)、インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(映画)、悪魔城ド…

パラッパ

ブログのネタを考える心の余裕がないような感じです。 これまで "のらりくらり" と生きてきたのです。 できれば "のらりくらり" と生きてゆきたいのです。 しかし、そんなパッパラパーなぼくも、信じられないことに今年は三十路リーチなのであり、ぼくがボー…

映画 / ホテル・ルワンダ

フツ族とツチ族の間で続いていた内戦がようやく終息し、和平協定が結ばれようとしていた1994年のルワンダ。 フツ族大統領がツチ族によって暗殺されたとの報道を切欠に、フツ族によるツチ族虐殺が始まります。 主人公のポールは、ツチ族の妻を持つフツ族であ…

ブルーレイ

今年度始まったばかりなのに、どうにも調子がよろしくありません。 青いレーザービームのようなモノが大量に周りから集まってきて、目の前に収束して気持ちの悪い塊を形作るような幻覚を見ます。 仕事をしていても、突然大量の触手のような気持ちの悪いイメ…

defiance

一昨日の恐怖体験がショックで、この二日間薬を飲むのをやめていました。 眠い・・・。 一晩中目を瞑って、考え事をしているんだか夢を見てるんだかよくわからないような質の睡眠となっております。 なかなか難しい話です。 しかし、二日経って落ち着いて考…

蒲公英草紙 常野物語 / 恩田陸

蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)作者: 恩田陸出版社/メーカー: 集英社発売日: 2005/06/03メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (211件) を見る 常野物語というのは、「常野」という不思議な力を持った一族の関わるお話の語られるシリーズです…

Beatle Masked Rider

3週間ぶりぐらいでプールに行ってきました。 水曜日は行くように決めていたのですが、このところ雨が降ったり、仕事が忙しかったりでなかなか行けなかったのです。 そして、、、 はい、衰え倒しです。 特に腕。 マウスより重いもの持ったことがない腕に逆戻…

恐怖体験

昨日は仕事が遅くなり、帰宅してコンビニ弁当(不自然な髪型で有名な神田川俊郎氏監修)を掻き込むように食べると11時半を過ぎていました。 疲れておりましたし、もう寝ようと思い、薬を飲んで寝る用意をしました。 そして、たまっている未読の漫画をベッドの…

なんにもない日

酔っ払っているようです。 睡眠薬に。 これは強烈な酩酊感です。 春が来たと持ったら、 帰りは地獄の寒さだということです。 酩酊感はおもいもよらないものを引き出します。 五月雨の向こうで、ぼこうはすっと昔からいたはず。