微塵子
ずいぶん涼しくなって参りまして、強い日差しと暑いのが黒板に爪を立ててキィィィィィィっとする音の次に嫌いなぼくにとっては、ついに時代は来たか!という勢いで待ち望んだ気候です。
もうこんな日に仕事なんてしてられないのですが、前世の業か、仕事は山積しており、相変わらず労働基準法外なアウトロー激務なわけです。
今週末の3連休もヤバイです。
ここ1年ぐらい、17時頃を過ぎるとヒドイ頭痛に見舞われます。
やはりキチガイに頭脳労働はムリなのです。
かといってヒキコモリなので肉体労働はもっとムリなのです。
八方塞、生きる術なし。
神様、ぼくは前世で何をしたとですか。
これで前世はミジンコで、メダカに襲われたときに仲間を見捨てて逃げた業のためだ、とか言われたら、ぼくは即メガンテです。
ところで、いろいろな中毒を持っているびっくり人間としてギネスに載るんじゃないかとウワサ(ぼくの半径1m以内で)のぼくですが、実はニコチン中毒でもあります。
ニコ中って略すととても愛らしい感じですが、肺の中は、まっくろくろすけでておいでー、です。
ただ、どういうわけか、夏の間はまったく吸う気にならないのです。
これは今まで生きてきて、同じだ、って人に会ったことがありません。
なにこれ。
確かに異常に夏は苦手ですけれども。
ニコチンによって夏の暑さに耐えるための体力を奪われないようにする本能でしょうか。
しかも部屋がタバコ臭いのはイヤなので、部屋では吸いません。
それ、ニコ中じゃないんじゃないの?
やめたら?
とよく言われます。
確かにやめようと思えばやめられるでしょう。
というか夏はやめてるわけですから。
しかし好きなのです。
冬の冷たい空気と一緒に紫の煙を吸い込むのが。
コーヒーやお酒を飲みながらタバコを吸うのが。
ああっ、そろそろ吸いたくなってきた!
ってうわ、ZIPPO壊れてるし!
ええ、オタマジャクシに襲われたときに仲間を見捨てて逃げた業なんでしょうね。
あの時はごめんよ。
恐ろしかったんだよ。
許しておくれ。
あとミジンコって漢字で書いたら短ン子ですかね。
Fishmans/宇宙 日本 世田谷
- アーティスト: フィッシュマンズ,佐藤伸治
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1997/07/24
- メディア: CD
- 購入: 4人 クリック: 60回
- この商品を含むブログ (216件) を見る
なつかしのフィッシュマンズ。
今は亡きフィッシュマンズ。
一曲目の「Pokka Pokka」からやられます。
ギターの音とあのずらしたようなのリズム、そしてスキャットで完全に夢モードにはいります。
鬱の人は気をつけてください。
そのまま帰ってこれなくなるかもしれません。
このフィッシュマンズ、レゲエ/ダブのバンドなんですが、ドラムのテクと空間の音選びが卓越していて、精神世界のような空気をつくりあげてます。
歌はポップなメロディなのですが、けだるい歌詞、けだるい歌い方で完全に精神世界へと誘われます。
チャリチャリ通勤中に聞いていると、働きたくなくなって山で野生に帰りたくなります。