大人への階段



アル中かそうでないかはともかく、ぼくは普通よりもお酒が強いです。
そのときの疲労状態にもかなり拠りますが、ウィスキーのボトルを空けることもあります。
つぶれるのはしんどいので、あまりやりませんけれども。
そんなわけで、誰かといっしょに飲みにいくような場合、かなりセーブした飲酒をいたしますので、酔うこともあまりありません。
ワリカンのときはもちろん、そうでなくてもやはり自分だけ飲みたおすというのはあまり気持ちの良いものでもないからです。
となると、酔うまで飲もうというときは一人で飲むことになるのですが、ぼくは一人で飲食店に入るのがとても苦手だったのです。
なにやら、一人やけどええのん?あれ、一人やのにちょっと長居し過ぎ?とかいろいろ考えてしまうのです。
しかし、もう独りっ子生活(先が見えない)も長い身ですからそうも言っていられません。
最近は思い切って一人でもお店に入るようにしているのです。


今日はエビスの飲めるお店で一人で約3時間、黒生10杯ぐらい飲みました。
お勘定を見ると、5000円もいっていませんでした。
なにこれ、安!!なんか間違えてんちゃうの?と思いましたが、黒生が半額セールだったみたいでした。
完全に半額セールにつられたアル中のおっさんでした。
これが大人になるってことなんでしょうか。


・・・。
そうと知ってりゃもっと飲んどきゃよかったー。
ってまだ飲むんかい!
っていうかこれを書いている時点で既にすっかり醒めてしまっているこの身体はなんだ!