流行がわからない
1年のうちで、約360日ほどは稼動しているであろう、ぼくのiPod。
そんな状態で2年も頑張ってくれて、お疲れ様という他ありません。
ぼくのiPodというのは第三世代にあたるのですが、電源を落とした状態でも電池が消費されてしまい、放っておくだけで1週間ほどで電池がなくなってしまうという、明らかに不具合やろ、という天をも恐れぬヘタレ仕様なのです。
2年の経年劣化を経た今となっては、通勤に1日40〜50分程度の使用で3日と持たないという弱まり具合です。
Appleに送って電池を換えてもらう、ということもできるのですが、ぼくの中の中途半端な物欲大王が、新型もいいよな、と囁きかけてきます。
iPod nano の大きさには大変惹かれます。
しかし4GBというのはぼくには少々物足りなくもあり、それならばshuffleがあるじゃないかという気がします。
動画の見れるという新型iPodにはさらに惹かれます。
特に動画は見ないのですが、60GBという大容量と、電池のパワーアップ、しかもそれで小型化というグレードアップ感に惹かれるのです。
ここは自分へのクリスマスプレゼントに思い切って買ってしまうか!
自分へのクリスマスプレゼントて・・・。
もう既に誰かからクリスマスプレゼントを貰うとか思い浮かびすらしない自分に気づきます。
そんなだから行きつけの酒屋のおじさんが、
「おっ、なつかしいその帽子。一回りしてきたねっ!」
などと、去年の冬と同じ毛糸の帽子をかぶったぼくを見て言うのです。
ああ、そうさ!
今年は服ほとんど買わなかったさ!
これだ!というテンションの上がる服が見つからないのですよ!
ハッ!
これがオッサンになるということなのか!