取れない話



昨日の話です。


夕方前頃に晩御飯の材料を買いに行こうと思い立ったところ、強烈な空腹感を感じ、朝からパン一個しか食べていなかったことに気づきました。
どうも晩御飯ができあがるまでエネルギーが持ちそうにないと思ったぼくは、ついでにすぐに食べられるサンドイッチなどでも買って食べてから晩御飯を作ろうという、完璧な予定を立てました。


スーパーに着いて、さて何を作ろうかと悩みました。
家にジャガイモと玉ねぎと牛肉があったので、にんじんとこんにゃくを買って肉じゃがを作ろうか、などと考えているうちに、サンドイッチのことは頭から儚く消え去っていました。


スーパーを出たところで気づいたのですが、もういいや、と思い、帰って料理を始めました。
料理が落ち着き、ふっと買ってきたたまごを冷蔵庫に入れようとすると、おそらく持って帰るときにどこかにぶつけたのでしょう、一つ割れておりました。
中身は無事でしたので、ちょうどコンロの上に乗っていた小さいステンレスのお鍋がひとつ余っていましたので、それにえいっとたまごを入れ、目玉焼きを作りました。
お腹が空いていたのでそれはたいへん美味しく頂きましたのです。


ステンレスのお鍋で目玉焼きを作るとあんなにこびりつくなんて。
もう洗うときエライこってすがな。