温まる思い



昔から、自分がもう一人いたとして、そいつとは友達にはなれないだろうな、と思うこと山の如しなのですが、最近頓にそれを感じます。


基本的な性格としては、むしろナルシスト傾向の強い方なのですが、こんなやつ居たらイヤだ、とか、こんなこと言うやつは嫌いだ、と常々思っていることをやっていたり言っていたりして自己嫌悪に陥ること千万です。
こんなこと言いたくないのに、とか思いながら言っているところが益々救いようがない。
まったくイヤになりますね。
死ねばいいのに。


そんなわけで、物心ついたときから、自分が結婚して子供を産む、なんてことが恐ろしくて仕方がないと思っているわけです。
益々もってキチガイ傾向の強くなるぼくの遺伝子を持った人間が生まれるなんて、考えただけでも身震いします。
親からすれば、孫の顔が見たい、という思いがあるのだろうな、ということを考えると気が重くなります。


今日は、学生時代の親友から結婚するという報告を受け、そんなことを考えたのでした。


しかし、このところ陰鬱な気分が停泊しているところでしたので、おめでたい報せが大変嬉しく、心が温かくなりました。
神経の繊細なヤツですので、旦那さんとうまくやっていけるかな?とか、子供産んだら子育てのストレス大丈夫かな?とか、ちょっと痩せたじゃないか、ちゃんと食べてるのか?とか、娘を嫁にやるお父さんのようなことを考えてしまい、アホかぼくは、と思いました。