若そうだったけど



初めてのバーへ入ったところ、店内には一人カウンターに突っ伏した女の子しか居りませんでした。


しかもなんか鼻啜ってます。
うへぇ、何だこれは。
何この
「男に捨てられて一人店で泣いている場末のスナックのママ」
みたいな光景。


「ええっと、、、お店の方ですか?」
「…はい。」
「んっと、営業ってます?」
「はい。…どうぞ。」
「あ、そう。大丈夫ですか?」
「大丈夫です。ズズ…。」


ええーーー!
ホンマに大丈夫なのーーー!?


「なんかあったんですか?」
「ちょっと花粉がひどくて…」
「あら、もうそんな時期なんですね。」
「ええ、そうなんです。ズズ…。」


ええーーー!
ホンマにーーー!?


まあJAZZのレコードがいっぱいあって、毎週水曜にはJAZZバンドの演奏もしているという、なかなか良い感じのお店だったのですが、何やらモヤモヤしたものを感じながらお酒を飲んだのでした。
気になるのでまた行ってみたいと思います。