百日紅/杉浦日向子



先日亡くなれてしまった杉浦日向子さんの代表作のひとつ。
ほんとうに早すぎます・・・。
もう十年以上前の作品ですが、今でもときおり読み返します。
葛飾北斎とその三女お栄、居候の善次郎(後の渓斎英泉)を中心に、江戸の日常を描いた作品です。
読んでいると、人々の息遣い、ぽかぽかの陽気、さわやかな江戸の風を感じるみたいに気持ちよくなります。
杉浦さん、今頃は江戸時代へ旅立たれたのでしょうか。