讃岐へ



讃岐へ行ってまいりました。
ぼくはグルメとは程遠く、食べ物に対してあまり関心のない方ですが、讃岐うどんの旅はもうこの3年で3回目となりました。
統計(ぼくの周り)によりますと、どうも酒飲みはうどん好きが多いような気がします。
ぼくとしては、アル中で固形物がうどんぐらいしか摂取できないというような事態だけは避けたいなぁ、とぼんやり思っているぐらいのうどん好きなのです。
というわけで、今回は的に矢が刺さっているマークのうどん屋さんへ行きました。
スポーツクラブの駐車場の裏というすさまじい立地。
列ができていたので、ぼくらも後ろに並びます。
ここでは店員さんが待ちの人を完全に統制しており、席が空くと、「次の方どうぞ」と通されます。
これは結構セルフ系の讃岐うどん屋さんにしてはめずらしいんじゃないでしょうか。
厳格な空気を感じながら中に入ると目に飛び込んできたのが「注文の際の注意」という張り紙。
曰く、「店員が"何にいたしましょう?"と聞きますので、それから注文をしてください。」だそうです。
ひぃっ。
緊張します。
おそらく"何にいたしましょう?"の"何に"ぐらいで注文しようものなら、「そこっ!一から出直して来い!」と列の最後尾に回されてしまうに違いありません。
あまつさえ注文時に「あつあちゅの大ひとつ・・・」などと噛もうものなら、修正のムチすら飛んで来るでしょうことは想像に難くありません。
そんな張り詰めた空気の中、ぼくは持ち前のリズム感と勘のよさで無事注文することに成功したのでした。
(つづく)
(雨に降られたせいか、ちょっと熱が出てきた感じです。)←はよ寝ろよ。