ムズカシイことは考えたくない



なにやら昨日は選挙選挙とお祭り騒ぎでしたね。
投票率は60%を超え、自民党は圧勝だそうですね。


何この選挙・・・。


今回小泉がやったことは、選挙戦略として問題のすり替えを行って自派閥に反対する勢力をつぶしにかかったに過ぎないですよね?
だいたい郵政民営化法案が通る、通らないなんつう争点で騒いでるのはおかしいでしょうよ。


日本の借金は755兆円ですってよ。
GDPの何倍よ。
どっちにしても今の水準の福祉、公的サービスが維持できるわけないのですよ。


郵政民営化法案を通すとか通さないとか目先の話はどうでもええんですよ。。。
どう改革していくかっちゅう話で。
今回の選挙は以下の二つの選択で争われるべきだったはずです。


1.自民党主導での改革を支持するという選択
2.自民党以外が主導の改革を支持するという選択


小泉首相は改革改革と言ってますが、内閣発足以来小泉首相が言い続けている改革の方針は、「国民の痛みを伴った改革」です。
どういう意味か。
自民党は利権のからんだドロドロの支持基盤に脚を取られていますから、そこの利益を損ねるようなことはしたくないので、消費税の値上げ、介護保険料の値上げ、公的サービス、福祉の規模縮小など、一般の国民がすべて泥をかぶれっちゅうことを言うておるのです。


2番目は、与党をすげ替えて、そんな自民党の癒着の構造を破壊して改革を推し進めるという選択です。
もちろん自民党の癒着の支持基盤を持った国民なんちゃらやら新党なんちゃらなんつうゴミみたいな党では意味がありませんし、もはや国政というものからかけ離れた次元を漂っている社民党共産党では話になりません。
残る民主党は、普通に自民党とあまり変わらない、なんか中途半端な改革意見をだして党内の意見統一不足が露呈しており、実行力のなさを覆すほどの選挙戦略としては弱いと言わざるを得ませんでした。
そしてあのマスコミの報道の仕方(ゴシップ的扱いばっか)では。。。


なんだこの選択肢のなさは。。。


しかし小泉の演説に対して「感動した」なんて言ってる人も見られましたが、そういう人は利権のからんだお金持ちの方かドMかのどっちかでしょう。
あ、すいません。
遠まわしな皮肉でした。
言い直します。
バカです。
郵政民営化はしなきゃならないとかって自民党ってだけで料理研究家やら犯罪者やらに入れてるし。
小選挙区比例代表制の意味もまるで無し。
何これ。


違う違う。
こんなムズカシイ問題なんか考えたくないのです。
あったま痛くなるから。
ぼくは愛しいきみの悩みを聞いてあげて、君の笑顔が見られればそれでいいんです。


と思ったけど、そんな相手もいないことに気づいたので眠剤でも飲んで寝ます。