対不眠



サンドのメシより落語が好きなことでノーベル賞を狙っているぼくですが、亡くなられてしまった桂枝雀師匠が小さな頃から大好きでした。
TVでやっていた枝雀寄席は欠かさず見ておりましたし、師匠の主演していたドラマ「なにわの源蔵事件帳」(うろおぼえ)なども、たぶん幼稚園だったと思いますが、楽しみに見ておりました。(DVDで出てたら買うのに)
彼はそのマジメな人となりで、常に落語に対して独自の工夫をしようという姿勢でおられました。
同じ演目でも毎回試行錯誤で違った演じ方をされていました。
それ故に、おもしろいときと調子の悪いときの差が激しく、ですがそれがまた、師匠の魅力でもありました。


そんな落語好きなぼくでしたので、小さい頃などはよく落語を子守唄に眠ったりしていたことを思い出しました。
上手い落語を聴いていると、α波がでるのか、よく眠れるような気がします。
もう長い間不眠に悩まされ続けているぼくですが、なんとか不眠対策にならないかと考えました。
ただ、落語の場合、笑いの話芸ですので、ドッと盛り上がる場面などは、眠るのに向いていないでしょう。


落語に限らず、上手い話し手の話というのは、脳をリラックスさせてくれるように思います。
例えば上手い怪談話などは、静かに語られる種類の話ですし、眠るのに最適なのではないかということを思いつきました。


悪夢率5割増しですわな。