神の如き



今日のお昼、食堂で"ざるうどん"のお皿を取りました。


ビニールの袋に入った"めんつゆ"が付いていたのですが、開ける用の切れ込みが甘かったようで、どうにも開けることができないような状態となっておりました。
"めんつゆ"なしに"ざるうどん"はどうにもつらい。
もう武士ならば切腹しているかもしれません。


なんとか開けようと努力しましたが、やはりどうしても開けることはできませんでした。


その時、隣の同期の子が、ぼくの胸の名札を見て言ったのです。
「そのピン使えばええんちゃう?」


おお、神よ!
人間に与えられた知恵とは素晴らしいものです!


名札に付いた安全ピンにより、いとも簡単にその口を開いた"めんつゆ"の袋。
ぼくは無事ざるうどんを食べることができたのでした。


隣の同期を一生敬おう、と思いました。
覚えてたら。