どっちが前かなんて誰にもわからない。



自分のこれまで30年の人生で、様々なことを経験し、それを確実に自分の中につなぎ合わせてきたものが、自分のアイデンティと呼ぶならば、このところそれとの繋がりが希薄になっていっているような気がします。


このところの公私に渡る忙しさと体調の悪さにより、ぼくの根幹を成していたはずの、酒、音楽、本からの疎遠。
これまでまったく尽きることの無かった、引き篭もりへの渇望、妄想癖、あらゆるムダなことに対する思考、脳髄の奥のほうから湧き出るイメージというようなものを意識する暇もない。


人間新しいものを手に入れようとする時、何かを犠牲にして手に入れるでしょうか?
ぼくの感覚では、何か新しいものを手に入れようとする時は、すでに自分の持っている、様々な体験から得られたものと繋げることによって、それは自分のなかで新しいものが生まれた瞬間になります。


確実に前だけを見ているような気がする、
それではダメなのだ。
それだけでは。


明日はお酒を飲んでみよう。