ダメダメの実を食べたから



春の気配を感じずには居られないこの時節。
「年度末のクソ忙しい最中に、全てをほったらかして旅に出よう企画」
の第二回としまして、カンボジアに行ってまいりました。


第一回は何だったのかと申しますと、去年は密かに沖縄に行っておりましたのです。
今回は更に南へ国境を越えて、常夏の国でございます。
この時期のカンボジアは乾季の真っ只中、最も暑い4月に向けて暑さを増していく時期になります。


寒い好きが高じて、サムいギャグまで大好きになってしまっているほどの暑さ嫌い王のぼくですが、何故に殊更暑い国へ行くのか、という話ですが、カンボジア、殊にアンコール遺跡群に関しては、廃墟マニアとして、かねてより行ってみたいと思って居ったのでした。


果たして、アンコールワットのあるシェムリアップ近郊にある数々の(本当にたくさんの)遺跡を前にして、廃墟マニアとしては涎垂れ流し状態でした。
アンコールワットやアンコールトムなどは、規模としてはダントツで、観光地として整備が行き届いておるのですが、逆にあまり整備されていない郊外の遺跡の方が、廃墟マニアの心をくすぐるものがありました。
ただし、あまり郊外へ行き過ぎると、山賊や地雷など、シャレにならない危険が出てまいる、とのことでした。


下は激しい戦闘により割れてしまったサングラスです。
この戦闘に勝利したぼくは、七つの山を股にかける山賊王として名を馳せることになります。