古典音楽に関するあれやこれや



この土日は、神戸で買い物をしている最中に母から家庭内事情による呼び出しを喰らい、尼崎の実家に帰っておりました。
そのついでと言ってはなんですが、従姉妹が大阪でコンサートをやるというので行って来ました。
その従姉妹というのは、オーケストラに所属せずフリーでチェロをしているのですが、オーケストラをやるにしても、少人数のユニットでやるにしても、なかなかクラシックでお客さんを集めるのは難しいようです。
一方で、近頃のご年配の方々は、最近の音楽は理解できないしクラシックやジャズは敷居が高いしと、結構音楽に飢えていらっしゃるようです。
そのような方々をターゲットに馴染みのある童謡や懐メロなどをオーケストラで奏で、さらにはみなさんにいっしょに歌ってもらって楽しんでもらおうという企画でした。
今回は、ある程度のお食事とお酒飲み放題だったのでそれなりの料金設定だったのですが、やはり年配の方々がターゲットということで意外なほどたくさんのお客さんがはいっておりました。
音楽というのはやはり、聴く人がいてこそのものです。
クラシックという音楽は、その長い歴史を経て発展してきたものですので、演奏者の技術の熟達にはもちろん大変な努力が必要ですが、翻ってそれは聴く人にも熟練を要するということにもなっています。
まず気軽に音楽を楽しめる場を設けようというこの企画はよいアイデアでしょう。

もう少し曲のアレンジをうまくすれば、音楽ファンの方にも楽しんでもらえるのではないかと思います。
今のクラシック界は、良いアレンジャーを数多く輩出させることでもう少し発展するのではないかと常々思っておる次第です。


というようなことを考えながら、ビールのピッチャーを一人で空けるぼくなのでした。
今回のコンサートに魅かれた理由の半分が飲み放題なのでした。
あとドイツの乾杯の歌を教えてもらったので、ドイツ風ビアレストランに行ったらそれでドイツ人への第一歩を踏み出そうなどと思ったのでした。
あと前に座ったおばさんのマシンガントークにかなり圧倒されたのでした。
さすが大阪のおばさんなのでした。
あとコントラバスの女の子がメガネ美人なのでした。
いっしょにロックなバンドでもできたらカッコいいですのに。
(前半せっかくマジメなことを書いてたのに台無しなのでした。)
(あと呼び出しがなければ何の予定もなく独りで休日を過ごしていたであろうところとか、いろいろ台無しなのでした。)