若いとつらい



先日、ぼくの会社には昼礼の中で、一人3分程度のスピーチをする、という慣習があるということを書きたてましたが、次のお題というのが決まりまして、それは、「最近感動したこと」だそうです。
小学生の作文のようなお題だと思われるでしょうが、何故故にこんなことをしているのか、と問いますと、自分の言いたいことを筋道を立てて人に伝える、ということの訓練になれば、ということだそうなのでした。


今回のお題について、仕事の合間にWくんとKくんと雑談をしていたのですが、人に話すような感動したこと、というのはないよな、ということで皆の意見が合致しました。


斯く言うぼくは、一つ思い出しまして、
エルトン・ジョンというミュージシャンがおります。
最近男と結婚して話題になっておりました。
そのエルトンの頭の上のモノ。
有体に言うとヅラですが、最初は
「乗ってる乗ってる!ノリノリやん!」
というような代物だったのが、時を経るにつれ、どんどん自然になってゆき、今ではかなり自然なヘヤーになっておるのです。
「ああ、技術の進歩というのはすごいな。」
「エルトンの資金力さえあれば、あれぐらいはできるのだな。」
と、甚く感動したのでした。


というようなことをWくんとKくんに聞かせたところ、「おもしろいですけど、ここ以外ではヤバそうですね。」という意見を頂き、また、自分でも、「社会人としてどうかな。」と思いましたので、スピーチとすることは止めようかと思います。


というわけで、ぼくは筋道をたてることは得意なのですが、話す内容がアホなので、かなり台無しです。


あと、そんなバカなことを言っていたので罰が当たったのか、トラブル発生で、こんな時間までお仕事ということになってしまいした。
週の初めからこれ、というのは不吉すぎます。