Rufus Wainwright / Want One

Want One

Want One



ゴージャス。


このルーファス・ウェインライトという人、父にラウドン・ウェインライト三世(フォーク・シンガー)、母にケイト・マクギャリグル(ケルト音楽のシンガー)を持つ音楽一家で育ったサラブレットです。
大学ではクラシックを専攻しオペラを学んだそうですが、彼はポップミュージックを表現媒体として選んだようです。


音は、ブライアン・ウィルソンルー・リードにオペラの影響を加えたような感じでしょうか。
メロディの美しさだけでなく、しっかりとした曲構成、アレンジが、楽曲を深みのあるものにしています。
また、この人はゲイであることをカミングアウトしているそうですけれども、少し舌足らずなような中世的な歌声がセクスィです。


何か、久しぶりにこういう正統派の良いポップミュージックを聴いたような気がします。
このアルバムは、彼の3枚目のアルバムだそうですが、他のアルバムも聴いてみたい人です。