幽閉の恐れ



ぼくのベッドの周りには、本の塔が幾本も建っております。
それというのも、ベッドの上で読んだ本をそのままベッドの周りに置いていくという、極まったぐうたらさの成せる業なわけですが、先週末に、その比類なき本タワーを整理してみました。
すると、買ったけれども未だ読んでいない本が30冊以上あることが判明いたしました。


買ったことすら忘れていた本も有り、本屋さんに行くたびに買うかどうか迷っていた本が、既に購入済みだった、という救いようのなさなのでした。
間違って買わなくてよかった!


よかった!やあらへんがな。


これが何を意味しているかというと、当たり前ですが、読むペースよりも買うペースが速い、ということです。
つまり、このペースで行くと、いつまで経っても未読の本が減ることはなく、むしろどんどん増えていくことになります。
加速度的にその高さを増してゆく比類なき本の塔。
読んでも読んでも絶望的なスピードで、ベッドの周りを固く埋め尽くしてゆきます。
このままではいずれ、ベッドの周りは本の塔に囲まれて一生ベッドから出られないようになってしまうでしょう!
どうしましょう!


あ、ヒキコモリには丁度いいのか。


いや違う、買うなっちゅう話や。