今度聞いてみよう



ハンプティ・ダンプティというキャラクターがいます。
マザーグースの童謡に登場するたまご形のキャラクターで、塀から落ちて割れてしまうやつです。


ルイス・キャロルの有名な小説「鏡の国のアリス」にも登場し、主人公アリスとアイデンティティに関する議論を交わします。
また、作中の「かばん語」という創作言語で作られたナンセンスな詩「ジャバウォックの詩」中の単語の語義に関する説明をするなど、大変不思議なキャラクターです。


幼少の頃のある日、何故だか母が、そのハンプティ・ダンプティのぬいぐるみを作ってくれたのでした。
何故突然ハンプティ・ダンプティのぬいぐるみを作ってくれたのか、ぼくがあのたまご型のキャラクターを気に入っていたからだったのか、それとも単なる母の気まぐれだったのかは今となってはわかりませんが、ぼくはそのぬいぐるみを「たまごさん」と呼んで甚く気に入ってしまったのでした。


ということをたった今何の脈絡もなく思い出し、何か書けるかと思ったのですが、まったくもって何にも思いつきません。
何故突然こんなことを思い出してしまったのかも謎です。
母は何故ハンプティ・ダンプティを突然作ったのかも。
たまごさん。
謎は深まるばかりです。


とにかく、なんだかかなり疲れているみたいです。