京都音楽博覧会 IN 梅小路公園 2007/09/23



行ってまいりました。
くるり主催、京都オンパク。


その前に、当日の朝に、会社にチケットを忘れてきたことに気づき取りに行くというハプニング。
もちろん疲れていたからです。


着いた時にはオープニングアクトの「ふちがみとふなと」の演奏が始まっておりました。
ウッドベースと歌という個性的な編成で、かっこいい音楽でした。
続けて聞きたかったのですが、この日のお昼は残暑厳しい炎天下。
なのに、なんと会場内にはあの泡の出る飲み物が売っておりませんでしたのです。
ああ、なんてこと!


というわけで、コンビニまで泡の出る飲み物を求めて旅しました。
最寄のコンビニは異常な混雑のためスルーし、次のコンビニで泡の出る飲み物をゲットし、幸せと共に会場へ。
リアダンというアイルランドの女性グループの演奏が既にラストでした。
アイルランドのトラディショナルな音楽で、思わずラインダンスを踊りたくなるような楽しげな音楽で、最期しか聞けなかったのが残念でした。


次の出演者、沖縄音楽の大工哲弘カーペンターズの演奏をバックに、フードコーナーで並んでいると、魂の演奏に呼応したかのように、激しく大粒の雨が降りだしました。
本当に楽器に魔力が宿ったかのような激しい雨でした。
普段なら雨は大嫌いなのですが、炎天下よりは暑さが和らいで、良い感じに。


続いて男前ジェイソン・フォークナーの爽やかな演奏を聴きながら腹ごなし。
この漏れ聞こえてくる音楽の中で、外でご飯を食べるというのは野外イベントの醍醐味の一つです。
楽しい。


中へ入るとスペシャルゲストのCocco登場です。
SINGER SONGERも良かったですが、この日はギターとCoccoの二人。
本人も楽しんで歌っているのが声に伝わって、心が震える良い演奏でした。
沖縄の言葉のMCもとても楽しかったです。


続いてスペシャルゲストの小田和正さん。
イントロで、あの東京ラブストーリーの曲を少しだけ。
おぉぉ、なんつう懐かしい。
くるりの「ばらの花」を美しい声で、また違った魅力のある演奏でした。


続いて待ってました、ルーマニアのジプシーバンド、タラフ・ドゥ・ハイドゥークスです。
これぞ白人ダンスミュージック、楽しすぎる超絶技巧演奏に、またも空は演奏に呼応して異常な大粒の雨。
子供の頃のように雨に打たれ続けながら踊り続ける楽しさは、なかなか味わえるものではありません。
途中Coccoくるりの岸田さんが踊りながら乱入するなど、何か京都的なものを感じて楽しいライブでした。


雨も止み、ラストのくるり
しっとりバージョンの「ばらの花」もとても良いです。
全曲良い曲ばかりで、とても満足のオンパクとなりました。
来年もあればよいのに。