何この芸人の集まり



この土曜日、いとこの結婚式に参列いたしました。
彼女は10年前にイタリアへ留学し、そのままイタリアの方と結婚することとなりました。
このイタリア人、納豆も喜んで食う、日本人よりも着物が良く似合うイタリア人で、彼女の美しい着物姿とのツーショットは、幸せそのものなのでした。


この家族の周りは非常に個性的な人間が集まる家で、この日も芸達者な方々が集まりました。
中でも彼女の妹のチェロと、姉妹のように育ったという子のバイオリンは素晴らしい演奏でした。


その芸達者な方々の中に、やたらとシャベリの立つ二人がおりまして、ぼくはその二人と同じテーブルにおったのですが、このテーブルで余りに笑いを取りすぎたためか、
「もうお前ら最期になんかやれや。トリオ漫才や。」
などという展開になったのでした。


ん?
何をおっしゃいますやら、おじさん、酔ってるんですか?
二人やのにトリオだなんて、いやだなぁ。
・・・。
え?
ぼく?


というわけで、突然トリオを結成することになりました。
果たして、この二人は長い付き合いのようで、やたらと完成度の高い持ちネタを持っていたのでした。
とりあえずぼくはネタを壊さぬように必死に合いの手を入れ、突っ込み、時にはかぶせ、何とか大盛況のまま終えたのでした。


久しぶりの舞台というのは良いですね。
来ましたよ、舞台中毒。
あー、ライブやりたい。